最近私のある生徒さんは、用事で北海道から出ることが多いのだそうです。その時に、積極的にゲストハウスを利用するようなのですが、当英語教室のレッスン時に、そこでのエピソードについて話をしてくれます。
〇〇の場面で外国人から△△と英語で言われた という形です。英語で話しかけられる時に聞き取れないこともあるようです。
良く言われることですし、私の経験からも言えることですが、体験に優る学習はないと思います。体験したエピソードを忘れなくなるものです。そして、その強烈な印象から、様々な発想が生まれます。
〝こういう場面があって、自分はこういう話が出来なかったけれど、それはこういう英単語を知らなかったからだ〟
〝こういう場面で、この英文法を知っていれば、より効的に内容を伝えられたかもしれない〟
そういう発想から、新たなモチベーションが生まれます。そして、そういうモチベーションの下で学んだ内容というのは、なかなか忘れないものです。体験がその後の行動の契機になるということです。
実際私も、初めて英語を実際の場面で使った時のことは、鮮明に思っています。〝パスポートを預かって下さい〟と言った場面でした。そして〝こういう伝え方もできたな~〟と軽い反省もあったのです。
上記の生徒さんがゲストハウスを多用して、英会話実践の環境に身を置くのは素晴らしいことであると思います。